現代社会において石油化学製品は我々の生活に欠かすことが出来ません。それらの製品を作り出すための様々な工程においてNIDAKの製品が使用されています。
NIDAKでは900°C~1200°Cの高温環境から-196°Cの極低温環境、高酸性高アルカリ性の厳しい腐食環境等で使用されるステンレス鋳鋼部品を製造しています。その中でも石油精製炉やエチレン分解炉等の加熱炉で使用されるフィッティングやチューブサポートなどの耐圧部品や構造物は創業以来継続して製造しています。
石油化学業界向けの製品に関してはフィッティング、チューブサポート、トランジションピースやトランスファーライン、クエンチャーライン等に使用される部品の製造に特化しています。これによりお客様へ、高品質を維持しながら発注形態の柔軟性・コストメリット、更には鍛造品では対応が難しい形状の自由度を提供することが出来、現在では日本国内のみならず世界中のプラントでNIDAKの製品が使用されています。
フィッティングの製造に特化することで、お客様ではフィッティングとチューブを分割発注することにより、新たな価格競争の形態を生み出すことが出来ます。また、NIDAKでは小ロットから対応が出来る体制が整っているため、必要な時に必要な数量をご発注いただける柔軟性を提供しています。
豊富な実績と経験、業界トップクラスの充実した研究設備を生かし、クリープ・高温引張試験をはじめ、余寿命調査、浸炭調査等、お客様のプロセスを支える技術サポート体制が整っており、結果報告だけでなく、鋳造・金属材料のプロとしての技術的なアドバイスでお客様を支え続けています。